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歯科衛生士もマイクロスコープ

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岩崎歯科医院の歯科医師の芳金信太郎です。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

岩崎歯科医院は歯科用顕微鏡、いわゆる『マイクロスコープ 』に

こだわっていることは以前からお伝えしていますが、歯科衛生士も日々、マイクロスコープ を使用しております。

(歯科衛生士専用のマイクロスコープ を完備しております)

マイクロスコープを使えるようになるには、ただ器具があるというだけなく、重要なのが「訓練」が必要です。

例えるなら、ミッションの車をすぐに乗りこなせるかというとそうではありません。

「練習」と「経験」が必要なのです。

肉眼での治療や歯石除去というのは、実はとても見えている範囲は少ないのです。

マイクロスコープ を使うまでは気付きませんでしたが、今はとてもそれを感じます。

歯科衛生士も歯石を取ったりする場合にマイクロスコープ を用いて、歯石除去を行なっております。

マイクロスコープ に興味のある衛生士さんも募集しておりますので、ご興味ありましたらお気軽にお声がけくださいね!

また、マイクロスコープ だけでなく、ルーペも使用しております。

拡大診療はとても重要だと考えております。

 

歯科医師 芳金信太郎

 

四日市 歯医者 岩崎歯科医院

JR四日市駅 徒歩3分

近鉄四日市駅 徒歩10分

インビザライン症例

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インビザライン

岩崎歯科医院 歯科医師の芳金信太郎です。

本日はインビザラインで歯科矯正をされた20代前半の女性の方のご報告です(掲載の許可をいただきました)。

まずはこちらが最初の歯並びです。

前歯にはやや隙間があり、そして前歯が前方に傾斜している上顎前突という状態です。

インビザラインは最初にクリンチェックというデジタル治療計画をたてます。

具体的な治療の期間もその時に分かります。今回はステージ数44でした。

1ステージ10〜14日で交換していきます。

こちらがクリンチェック計画で予想する最終の歯並びです。

インビザラインでは複数個のマウスピース装置(アライナー)を患者さんにお渡しします。

ご自宅で10〜14日ごとにアライナーを交換して矯正を進めていきます。

ご自宅で交換していただくため、来院の頻度は2〜3ヶ月に1回です。

 

下の写真が徐々に動いてきた状態です。

1ステージで約0、25mm程の移動量ですので定期的に写真で記録を取り、変化をモニタリングしていきます。

徐々に前歯の隙間がなくなりだし、突出感もなくなってきました。

そして、こちらが矯正が終わった状態の写真です。

お口元の突出感もなくなり、綺麗な歯並びになりました。

 

術前と術後で比較してみましょう。

 

インビザラインデジタルが進歩したテクノロジーの取り外し可能な透明なマウスピースです。

食事をする時、歯磨きをする時はマウスピースを取り外せるのでとても衛生的です。

更に岩崎歯科ではインビザラインをする際には最先端の光学スキャナーがありますので写真を撮るだけでお口の状態が記録できます。

ぜひ詳しくはお問い合わせください!!

 

歯科医師 芳金信太郎

 

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分

 

 

 

インビザライン症例

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インビザライン

岩崎歯科医院 歯科医師の芳金信太郎です。

本日はインビザライン(マウスピース矯正)で治療を終えた60歳代男性の報告をさせていただきます。

前歯が受け口傾向でしたので、そちらを改善していく計画をインビザラインにて立案しました。

こちらが最初のお口元です。

インビザラインでは22ステージ(約9〜10ヶ月)で終わる計画を立てました。

 

こちらが途中の写真です。前歯が徐々に動き出し、下の前歯が後ろに下がっているところです。

 

そして、こちらが最終の状態です。

受け口だった前歯が改善されました。インビザラインは患者様のマウスピースの装着が成功へのカギとなります。

しっかりと装着していただけましたので、順調に終わることができました。

インビザラインは従来のワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、来院回数も少ないというメリットがあります。

歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。

歯科医師 芳金信太郎

 

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分

iTero(アイテロ)導入しました

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岩崎歯科医院 歯科医師の芳金信太郎です。

岩崎歯科では、インビザライン(マウスピース矯正)やインプラント、被せ物などを応用する口腔内スキャナーであるiTeroを導入しました。

今、歯科はとてもデジタルの波が押し寄せております。マウスピース型矯正の代表でもあるインビザラインも今まではシリコンという材料で型取りを行なっておりました。

シリコンでの型取りは材料をお口の中に入れて固まるのに4〜5分かかり、そしてやや味が苦いという難点がありました。

しかし、これからは最新のテクノロジーである光学スキャナーの光を歯に当ててスキャンすることで型取りが出来るようになったのです。より精度の高いお口の状態が記録することが出来るようになり、かつ従来のパックして発送して空輸する時間も不要になりますので、作成までの時間がとても早くなります。

このように画面に映る歯を見ながらスキャンしていきます。

噛み合わせのバランスも赤、緑、黄、青で確かめることもできます。

スキャン後すぐにどのように変化するかもその場でお見せすることもできます。

 

ぜひ、歯並びが気になる方はスキャンして確認してみませんか?

歯科医師 芳金信太郎

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市徒歩3分 近鉄四日市徒歩10分

 

 

 

精密な診療について

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岩崎歯科医院の歯科医師の芳金信太郎です。

今回は虫歯治療と歯の神経の治療について書きます。

虫歯は初期の虫歯から神経に近接するような大きく進行した虫歯とステージによって治療の内容は異なります。

初期の虫歯だと保険診療のコンポジットレジン(CR)とよばれる歯科用の樹脂で封鎖を行ったり、中等度進行のある虫歯だとCRや銀の詰め物(銀や銅、パラジウムetcの合金)で治療することがあります。

また、神経にまで及ぶ深い虫歯の場合は神経を取る治療や、神経が死んでしまっていると壊死した神経を綺麗にする根管治療が必要になります。

残念ながら、銀の治療などはある程度すると外れて再治療が必要になることがあります。

保険診療には限界があります。国の予算で治療に置けるステップ、材料は全て決まっている為、最善、最先端の材料などが使えません。

また、できる限り、虫歯の取り残しのない治療や適合の良い詰め物を作るためには時間と精密さが必要です。

私の場合は顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた診療を行なっております。

マイクロスコープはとても小さな歯の中をとても大きく、とても明るく照らしてくれる最強の武器です。(使いこなすには日々の訓練や休日における外部研修、研鑽が必須です)

私は顕微鏡歯科学会に所属をしておりますが、深い虫歯でも神経を残せる可能性が今はとても広がってきております。

このように、中心に赤く見えているのが歯の神経(歯髄)です。

 

無菌的処置に必須なラバーダムとよばれるゴムを歯にかけて唾液等の汚染物質が神経に入らないように守ります。ここにMTAセメント(プロルート)という生体親和性のとても高い材料で神経を保護することによって痛みがでず、神経を取らずに治療を行うことの可能性が高くなります。

 

次に、神経が死んでしまって既に処置済みの歯が痛み出したケースです。奥歯の神経の入り口はものすごく小さく、またとても複雑です。その細かい部分を肉眼で見ることはほとんどできません。なんとなく、そのへんにあるなというレベルです。マイクロスコープに出会うまでの感想です。今では違います。しっかりと根の中の汚れや根管とよばれる管に張り付いている古い薬の残骸などくっきり見えるのです。

 

しっかりと汚れを取って、化学的洗浄(劇薬に分類される次亜塩素酸)を行います。この薬はとても刺激の強い薬なのでラバーダムがないととても危ないのです。残念ながらラバーダムは保険診療には含まれておりません。

マイクロスコープを用いると、場合によっては歯の根の先まで見ることも可能です。

繰り返しますが、肉眼でここを見ることなんて100%無理です。しっかりと感染源がなくなれば、繰り返し膿が排出されていた腫れも、みるみるうちに消失するケースが多々です。

 

1回の診療に10分前後ではなく、ラバーダムと顕微鏡を用いてしっかり時間をかけて(約1時間)、細かく精密に神経を残したり、また、感染した根管をとことん綺麗にするには保険診療では限界があります。

 

少しでも、丁寧な治療、少しでも歯を残したい、しっかりと説明を聞きたい、と思われる方はぜひ相談していただければ可能な限り説明いたします。ちなみに術後には録画した動画を用いて細かく説明致します。

歯科医師 芳金信太郎

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市徒歩3分 近鉄四日市徒歩10分

 

自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。