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矯正中のスタッフです!

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こんにちは。

今回から矯正のブログを更新していきます

 

 

 

 

 

 

まずはじめに、こちらが矯正の装置をつける前の写真です!

自分の歯並び、噛み合わせが悪いのが気になっていました

そこで、矯正の梶先生に相談して矯正を始めることになりました

 

そしてこれが矯正の装置をつけた直後の写真です

 

 

 

 

 

初めて矯正の装置をつけたので、多少違和感はありますが

矯正の梶先生やスタッフの方が優しく対応して頂いたので

不安もなく食事もいつも通りできるようになりました

歯磨きをするのが難しくなったので、次回の更新の時に私が使い始めたデンタルグッズを紹介していきますね

歯周病菌について

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こんにちは。石垣です。

歯周病は、歯を支えている骨が無くなっていき、やがて歯がぬける・・それだけではありません。

下写真の様に、虫歯や歯周病の放置は・・

    ⇑発酵          

⇑腐敗菌による

 

動物は死ぬと微生物によって分解されま

しかし、あなたが齲蝕や歯周病を放置している方だったら・・・・

生きながらにして、もうすでに微生物による「発酵と腐敗」の分解が始まっているかもしれません。

 

虫歯や歯周病は放置しないで、歯科診療所で適切な治療を受けましょう!

 

更に・・・

◆本当に怖い歯周病の話

歯周病や虫歯を放置していると、「歯を磨く」「食べる」という何気ない行動が

口腔内の細菌を 毎日 身体の血管に侵入させていることを知っていますか?

口腔内の細菌が血管の中に入り込むことにより、心筋梗塞・脳梗塞・早産・死産・関節リウマチ・糖尿病・アルツハイマー型認知症のリスクを高めていることが、学会で発表されています。

この様に、一見 きれいなお口でも沢山の歯周病菌がいます。

    

◆全身の健康は、口腔から!!

歯周病は歯が抜けるだけではありません

歯周病で傷ついた歯茎や 虫歯を放置したところから、「歯を磨く」「食べる」の行動でお口の細菌が 毎日 血管に侵入しています。

 

これを「歯原性菌血症」(しげんせいきんけっしょう)と言います。

では、口腔内の細菌が身体の血管に侵入するとどの様な影響がでるのでしょうか?

 

身体の血管に侵入した細菌は、血管の内側に定着して炎症を起こし腫れ、血液が流れている血管をだんだん細くしていきます。

血管の内側で炎症を起こす時に、癌などを引き起こす悪い物質もだします。 

 

他にも心筋梗塞・脳梗塞・早産・死産・関節リウマチなどにも影響していると言われています。さらに、糖尿病も悪化させます

 

今、アルツハイマー型認知症も口腔内の細菌が身体の血管に侵入して発症するという報告が増加しています。

顕微鏡でみると、「らせん状でくるくる回りながら動く」細菌が関係していると言われています。

この「らせん状でくるくる回りながら動く細菌」を「歯周病トレボネーマ(トレボネーマ・デンティコーラ)」と言います。

Treponema denticola(スピロヘータ科トレボネーマ属)>

梅毒は、梅毒トレボネーマの感染でおきます。

梅毒トレボネーマは脳をおかし、人の性格を変え だんだん認知症になっていきます。

歯周病トレボネーマは梅毒トレボネーマの仲間です。弱体化して人間の歯周ポケットで生き延びているのです。

 

では 実際にどれくらいの確率で歯周病トレボネーマが、口腔内にいるのか。

今年、歯科の医療従事者に対し行った細菌検査では、21名中15名から検出されました。実に62%にものぼります。

しばらく歯医者さんに通っていない人が対象だと、それ以上になるのではないでしょうか?

歯科の従事者でも多く検出しますので、恥ずかしがらず歯科医院で細菌の相談をしてみてください。今の実情を知る事が大切です!!

そこから、あなたに合った対応が出来るのです。         

 

歯周病細菌は、親しいパートナーの方に感染します

そして 癌・心筋梗塞・脳梗塞・早産・死産・関節リウマチ・糖尿病などにも影響していると思われますので、

自分の健康と、相手の方の健康にも注意をはらいましょう

 

口腔内細菌が妊娠に影響を与えているとの報告も増えています。

出産をお考えのご夫婦は、お二人が同時に歯周病を治療・予防することをお勧めします。

 

かかりつけの歯科医院で歯周病や虫歯を治療して、「歯を磨く」「食べる」の行動で、口腔内細菌が身体の血管に侵入しないようにしましょう。

 

あなたのお口の中の細菌は大丈夫ですか?

 

歯周病細菌は、1種類ではありません。口腔内には多くの種類の細菌が関わっています

顕微鏡でみると、細長い形をしているのが特徴です。

 

そして、細菌の説明を受けてみましょう。

 

位相差顕微鏡による口腔内細菌観察動画

歯周病トレボネーマ(スピロヘータ科トレボネーマ属)

スピロヘータ_01009.mp4

MP4動画/オーディオファイル 1.1 MB

ダウンロード

 

<口腔内の細菌が歯磨きや食べる事で全身の血管に入っている>

歯周病や虫歯治療を放置していると、お口の中の細菌と全身の血管がつながっています。

歯周病と虫歯の治療をして、細菌が侵入する扉を閉じましょう。

参考:Bender IB 1984,Everett ED 1977,Guntheroth WG1984 Gutierrez JL et al.2006

スペインで発表された歯原性菌血症の発症割合の報告です。

<口腔内の細菌が全身の血管内に定着>

口腔内の細菌が、全身の血管に侵入して血管内で定着し炎症を起こします(血管内のプラーク)。

そして、だんだん血管が細くなっていきます。この時、悪い炎症物質もだします。

癌・心筋梗塞・脳梗塞・早産・などにも影響していると言われています。

この炎症は、細胞のインシュリンの抵抗性を上げますので糖尿病も悪化させます。

関節リウマチと関係している報告も増えています。

資料:鶴見大学歯学部探索歯学講座

<歯周病菌は、親しいパートナーに感染>

歯周病菌は下記の確率で異性間感染しています。

自分の健康と相手の健康も考えましょう。

 

歯周病トレボネーマの仲間の歯周病細菌、P.gingivalis菌とA.actinomycetemcomitans 菌は下記の確率で相手に感染していると言う報告があります。

特に、この2菌は、強い毒性を持っているので注意が必要です。 

歯周病菌 P.gingivalis菌 30%-75%

A.actinomycetemcomitans 菌 14%-60%

  参照  :J Clin Periodontal.2005

<アルツハイマー型認知症の脳から歯周病検出>

「アルツハイマー型認知症の患者さんの脳」の「93.7%から歯周病トレボネーマが検出」されている報告です。

 

<母親の歯周病細菌フゾバクテリアが胎児に感染して死産>

死産の乳児の感染源は産道ではなく母親のお口の中の歯周病細菌であったとの報告です。

 

「歯周病細菌は夫婦で感染し合い」ますので、奥さんは勿論のこと、ご主人も歯周病の治療・予防が必要です

 

<Treponema denticolaが検出されました>

 

目に見えないのですが・・・

  あなたの「口腔内のバイオフィルム」に3000億個~1兆個の細菌がいます

 ★この中の悪い細菌の表面は、毒素で覆われています!!

★お口の細菌について知ろう!!

 

細菌の形成は、

最初に 歯と粘膜に丸い良い細菌が付きます。

そのあと、歯の表面だけ、細長い悪い細菌やらせん状の悪い細菌が重なり合って付いていきます。

 

これを「バイオフィルム」といいます。

「フイルム」と言うと1枚のシートの様に聞こえますが、その総数は、人にもよりますが3000億個から1兆個もの細菌が重なっています

 

「バイオフィルム」中の細菌は動き回っていますが、「バイオフィルム」の表面の細菌は、不活性化しているので、

まるで鎧に覆われた状態になっています。歯ブラシや薬剤が効かない状況を作っています。

「部屋の除菌」「手の除菌」「洗濯物の除菌」「水回りのバイオフィルム」「洗濯槽のバイオフィルム」など気にされる方がいますが、それ以上に自分のお口の中は大変な事になっているのです。

あなたの「お口のバイオフィルム」も気にしてください。

しかも この中の沢山の悪い細菌の表面は、毒素で覆われているのです。

親しい人と細菌が感染し合いますし、歯茎に炎症があると身体の血管に日々侵入しています。

 

自分やパートナーの為にも、かかりつけ歯科医院で、位相差顕微鏡で自分のお口の細菌をみたり、バイオフィルムを染め出して適切なアドバイスをもらってください。

バイオフィルムを染め出すと、歯と歯と間や歯周ポケット付近に多く悪い細菌がいる事が分かります。

この「細長く悪い細菌の表面は毒素」で、歯茎に炎症を起こすのです。

細菌が身体の血管に侵入する原因になっています。

 

 

古くなった「バイオフィルム」は、歯ブラシだけではなかなか取り除く事が出来ませんので、

歯科医院で「歯と歯の間や歯周ポケットのバイオフィルム」を しっかり取り除いて貰いましょう。

歯周病菌の腐敗でおこる口臭が気になる、歯ブラシで血が出る、歯茎が赤く腫れているなどの方は、特に注意を払ってください。

 

久しく歯科医院でクリーニングされていない方は、歯と歯と間や歯周ポケット付近だけでなく歯の表面全体に「バイオフィルム」が広がっているかも知れません。

鎧で覆われている様な「古いバイオフィルム」は、歯ブラシだけでは取り除く事が難しいのです。

 

洗口剤は、鎧で覆われている様な「古いバイオフィルム」には、唾液もあり洗口剤の濃度が下がったり、 

時間が短かかったりと、なかなかバイオフィルムに浸透しませんので、殺菌の効果は、あなたが思うほど効果が出ていないかと思われます。

 

ところが、粘膜にいる良いといわれている細菌はバイオフィルムを形成しませんので、洗口剤で容易に殺菌されています。

歯科医院で定期的にクリーニングをされていない方は

歯の表面の毒素を持った悪い細菌が徐々に増えて、良い細菌が減っていき どんどんお口の細菌のバランスが悪くなっていると思われます。

 

細菌の説明を受けてみましょう。

 

<バイオフィルム>

歯科医院の位相差顕微鏡で確認できます。

 

毒素を持った「細長い悪い細菌」に覆われています。らせん状の細菌、赤血球、白血球もあります。

 

また、その中では動き回る細菌も確認できます。

 

普通は見えないのですが、この細菌の塊は歯科医院で染め出すことも出来ます。

定期的にかかりつけ歯科医院で確認し除菌しましょう。

 

<バイオフィルムの薬剤浸透時間>

バイオフィルムに薬剤が浸透するには、10分かかるという報告です。

 

しかも、唾液に薄まらず濃度が下がらないという状態でです。

 

勿論、砂糖の摂取制限は必要です。

 

 

<バイオフィルムを形成する細菌>

歯のエナメル質のSalivary componentにS.gordonii・S.sanguisを介してp.gingivalis・S.mutansなどがバイオフィルムを形成します。

口腔軟組織には、口腔常駐細菌のS.mitis・S.oralis・S.salivariusが定着します。

参考:Tada and  Hanada FEMS Immunol Med Microbiol. 2010

良い細菌を増やし悪い細菌を除菌して、お口の 中の細菌の質を変えていくには

どうすればよいのでしょうか??

「かみ合わせ」、「運動」、「休養」、「栄養」について、歯科医師・歯科衛生士のアドバイスを貰ってください。

歯周病は、「かみ合わせ」「運動」「休養」「栄養」も影響しますので、しっかりアドバイスを貰ってください。

歯周病菌の腐敗でおこる口臭が気になる、歯ブラシで血が出る、歯茎が赤く腫れているなどの方は、 歯周病菌がいることを知ってください。

◆健康寿命をのばす!

 人の寿命は、血管の老化が影響している!!!

    健康が脅かされている!!

初心者にお勧めのY字型デンタルフロス

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こんにちわ。

歯科衛生士の石垣です。

みなさんは、普段の歯磨きで、

どれくらいの汚れがとれていると思いますか?

実は、歯ブラシだけでは

6割ほどの汚れしか落とすことはできず、

残り半分の汚れは、

歯ブラシでは届かない歯間に挟まったままとなっているのです。

落としきれなったプラークや

食べ残しなどの汚れは、口臭、虫歯、歯周病の原因にもなります…。

これらの口腔トラブルを予防できるのが、
デンタルフロスです。

歯磨きの後の

デンタルフロスによって、
8割ほどの汚れまで落とすことができます。

今回は、初心者にもおすすめの

デンタルフロスを紹介します。

【デンタルフロスの種類】

デンタルフロスの種類には、

糸を取り出して使うホールタイプと、

取っ手が付いているホルダータイプのものがあります。

■ホールタイプ

 

束になっているフロスから

都度適当な長さを切り取って使います。

フロスを両手の指に巻き付けて、

歯間をスライドさせたり引っ掛けたりしながら掃除します。

少しずつ指を巻き直して、

使用した糸の部分をずらしながら使います。

ホルダータイプに比べると経済的なので、
頻繁にフロスをかける人におすすめです。

ホールタイプは糸のバリエーションが豊かで、

研磨剤を含んだホワイトニング用や

フッ素加工されているもの、フレーバー付きのものなどがあります。

■ホルダー型
プラスチックの柄に短めのフロスが張られているタイプです。

柄の部分がFの形

をしているものと

Yの形

 

をしているものがあります。

ついている糸の強度によっては、
使い捨てであったり、洗って繰り返し使えたりするものもあります。

《Y字型をおすすめする理由》
徹底したプラークの除去には、

デンタルフロスが必要不可欠です。

歯科医師も必ずといって良いほどデンタルフロスの使用を薦めてきます。

とはいえ、デンタルフロスは慣れない人にとっては面倒くさいもの。

継続的に使用できずに、最後まで使い切れないということもあるのではないでしょうか?

普段からフロスを使わない人には、Y字のデンタルフロスがおすすめです。

おすすめする理由として、手軽に使えるということと、奥歯まで掃除しやすいという点があります。

■手が汚れない
ホルダー型のデンタルフロスに共通していますが、
取っ手がついているため手を汚さずに使用することができます。

歯ブラシ感覚で手軽に行えるので、
毎日サボらずに続けることができます。

■奥歯が掃除しやすい

Y字のデンタルフロスは、取っ手に対して糸が垂直方向に張ってあるため、奥歯が掃除しやすい作りになっています。

奥歯は、歯ブラシでも磨き残しが多くなる箇所なので、
フロスを使って念入りに汚れを除去する必要があります。

ホールタイプやF字のフロスは、

前歯には使いやすいものの、

奥歯を掃除したい際には大きく口を開け手を奥まで入れなくてはなりません。

奥歯と前歯で使用するフロスを使い分けることもできますが、

Y字型であればどの歯もストレスなくフロスをかけることができます。

《デンタルフロスの頻度》
デンタルフロスは1日1回の使用を目指しましょう。

慣れない人は歯磨き後の仕上げとしてフロスをかけましょう。

プラークは就寝中に生成されやすいため、
寝る前の歯磨き後がおすすめのタイミングです。

毎日は辛い、という場合は、3日に1回でも良いのでチャレンジしてみてください。

習慣化させることが大事です。

《虫歯ができやすいのは歯と歯の間》
歯間に潜んだプラークは、虫歯の原因となります。

いくら歯ブラシで時間をかけて磨いても、歯間までは綺麗にすることはできません。

デンタルフロスを使うことで磨き残した汚れもスッキリ落とせるため、

効率的な虫歯や歯周病の予防が可能となります。

口臭の改善も期待できます。

今までデンタルフロスを使ってこなかった人は、是非おすすめのY字デンタルフロスを使ってみてくださいね。

そろそろ禁煙?  タバコの害について

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こんにちは。石垣です。
そろそろ禁煙?タバコをやめたくなる画像集

今日は、そろそろ禁煙?タバコをやめたくなるお話をしたいと思います。

ニコチン

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出典www.city.hakodate.hokkaido.jp

この写真は、ニコチンの作用により足の指の血管が詰まり,壊死した状態です。

ニコチンは、末梢血管を収縮させ,心拍数を増やしたり血圧を上昇させ,心臓に負担をかけ血管の老化を促進させます。

強い依存性があり,ニコチンが切れてくると,眠くなったりイライラするなどの「離脱症状」が出現します。

出典「タバコの害」

タール

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出典www.city.hakodate.hokkaido.jp

1日1箱(20本)を1年間吸った場合のタール量

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出典www.city.hakodate.hokkaido.jp

左は非喫煙者の肺,右は喫煙者の肺

「ヤニ」と呼ばれる黄褐色のネバネバした液体。

多くの発がん物質が含まれています。

 

一酸化炭素

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出典www.city.hakodate.hokkaido.jp

40歳の一卵性双生児。

左の女性は,22年間喫煙歴がある。「Smoker’s Face(スモーカーズフェイス)」

右の女性は,喫煙歴がない。

酸素を運搬する血液中のヘモグロビンと強力に結びつき,酸素の運搬を阻害するため,体内を酸欠状態にします。

全身が常に酸欠状態になり,動脈硬化を促進させます。

歯周病

出典www.saishika.jp

タバコで歯や歯肉が病気になる

タバコを吸う人は歯周病の進行が速いです。
そしてなかなか治りません。
どんなにいい薬を使おうがどんなに優れた手術を受けようが、一時的にはよくなってもタバコを吸い続けると結局は進行してしまうんですね。



終わりに

どうでしょう。あなたはまだタバコ吸いますか?

口の中の細菌や病巣が、 全身に様々な症状を引き起こす!!

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口腔内の病巣が全身に症状を引き起こします。

口の中の細菌・病巣が全身疾患を引き起こす

こんにちは。石垣です。
耳鼻科領域や口腔内の病巣が離れた身体の部位に病気や症状を呈することを病巣感染といいます。
病巣感染の原病巣の90%は口腔領域に存在し、それ自体は症状が無いか軽微でも、離れた臓器や身体に重篤な症状がでることもあります。
最近では歯周病患者の口腔内の歯周病菌が血管内に侵入して血流に乗って全身を巡る歯原性菌血症が動脈硬化や全身疾患(高血圧、心疾患、脳疾患、肺炎、糖尿病、自己免疫疾患、早産、リュウマチ、アルツハイマー型認知症など)のリスクを高めるとして新聞やTVで取り上げられて話題となってご存知の方も多いと思います。
新聞記事:歯周病は万病のもと
(画像をクリックすると拡大します)

しかし、最初に問題とされた口の中の病巣は、失活歯(神経が生きていない歯:治療した歯、治療ができていない歯)に関わるものでした。
根尖病巣(根の先の膿袋)がある歯は勿論ですが、膿袋の治療が成功し、レントゲン上で膿袋の黒い影が消えて治療が成功したとされる歯でさえ、歯根部の歯質の象牙質の中(象牙細管内)に細菌(生きている細菌、死んだ細菌)が存在し続け、慢性的に持続的に遠く離れた身体の各部位に悪影響を与え続けて、様々な全身疾患の原因となっているということで注目されました。

近年ではガンとの関連も疑われています。病巣感染とは?

最近の研究では虫歯菌も脳出血と関与していることが解っています。
その他、歯ブラシが届かない親知らずや、ボーンキャビティー(抜歯後の骨内の治癒不全)は慢性持続的に感染を起こしていて口腔から離れた全身に悪影響を及ぼしています。

新聞記事:虫歯菌、脳出血に関与
(画像をクリックすると拡大します)

虫歯や歯周病、根尖病巣をきちんと治療し、歯ブラシが届かない親知らずは抜歯をし、口腔内の病変を取り除いておくことが重要です。

歯と血管と身体を守る細菌置換療法とは?

病巣感染の対策として、
口腔内の細菌置換療法
お勧めします!
細菌置換療法により口腔内の細菌叢を悪玉細菌優位から善玉細菌優位に改善しておくことをお勧めしています。
細菌置換療法とは

善玉細菌を増やして悪玉細菌を減らす

ペリオプロテクトオゾニトロンで口腔内の善玉菌をそのままに悪玉菌のみを選択的に除菌を行い、バクテリアセラピーで口腔内と身体に有益な乳酸菌を移植する方法。

口腔内と身体が健康となりアンチエイジングに繋がる

ペリオプロテクトとオゾニトロンで悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)が激減あるいは無くなり、新たに移植した乳酸菌が悪玉細菌の増殖を抑えることで口腔内の細菌叢が改善し、虫歯と歯周病になりにくい口腔内環境になります。

また、血管内へ悪玉細菌が侵入して全身を巡る菌血症を予防し、動脈硬化による血管の老化を防ぎ、全身疾患(高血圧、心疾患、脳疾患、肺炎、糖尿病、自己免疫疾患、早産、リュウマチ、アルツハイマー型認知症など)も予防します。

腸内細菌叢も改善(悪玉細菌優位→悪玉細菌優位)することにより、歯周病やアレルギーやその他の疾患に対しても免疫力が増します。

失活歯は残すべきか?

身体への影響を考えた場合、失活歯(神経が生きていない歯:治療した歯、治療ができていない歯)は治療をして残すかどうかは、充分に検討をする必要があります。
他院(1件~数件)で抜歯を勧められた予後不良の歯(大きな膿袋を持った歯、割れそうな歯など)を何とか残せないかと相談に来られる方がしばしばいます。
当医院では根管内嫌気培養法という根管治療では極めて成功率(96%)が高い治療法があるので他院で抜歯の宣告をされた多くの予後不良の歯を残してきました。

しかし、神経の無い歯(失活歯)は膿袋がある歯は勿論身体に非常に悪いですが、膿袋が消失しても歯の内部が汚染されており、慢性持続的に歯から離れた身体に悪影響を及ぼしている病巣感染の事実があります。

最近ではすぐ歯を抜く歯医者は良くない歯医者、予後不良の歯を残してくれた歯医者はよい歯医者という風潮があります。

シンシナティー大学医学部マーチン・フィッシャー教授は DEATH AND DENTISTRY を出版しました。冒頭に「歯科医師は、歯を守ろうとのスローガンで口腔感染症の本質を見失って、患者を死に追いやっている」と書かれてあります。
「歯を残す、自分の歯で噛む」ということに執着しすぎて、身体を悪くしては元も子もありません。
当院の失活歯に対する治療
根管内嫌気培養(治癒率96%)
  • 初診時
  • 治療後
  • 口腔内の歯の根の先の膿袋(黒い影)の中の細菌や細菌の産生した毒素が原病巣(一次病巣)となって口腔から離れた身体に起こる二次病巣の原因となっている。
  • 根管内嫌気培養法で治療が成功して歯の根の先の膿袋(黒い影)が消失しても、歯の内部(象牙質の細管の中)に細菌が生き延びていて、細菌の産生する毒素と共に原病巣(一次病巣)となり、慢性持続的に二次病巣の原因となり続けている。

歯を残したいのなら根管内嫌気培養法で根の先の膿袋を治療して使い続けていくことができます。

しかし、根管治療をした歯は膿袋が消えても今、起きている身体の様々な症状の原因となっているかもしれません。

今症状が出ていなくても、老化や病気で免疫力が落ちた時に二次病巣の症状が出てくるかもしれません。

治療をして歯を残すかどうかは、身体への影響を考え、患者さんと十分にお話し合いをして決めています。

基本的に膿袋の無い、残存歯質が多い元気な歯(今後、腫れたり、割れたりしそうもない歯)は残して良いと考えますが、抜歯を宣告されたような失活歯は無理して残さない方が身体にとっては良いと考えています。

ボーンキャビティーとは?

歯は骨に直接固定されているわけではなく、歯の側の繊維と骨の側の類似の繊維が相互に絡まって固定されています。

ハンモックのような構造が、歯周靭帯と呼ばれるものです。抜歯されるときに、この靭帯が取り除かれないと、正常な治癒が起こらず、結果として穴が残ります。

この穴はキャビテーションと呼ばれます。

1966年にアメリカで行われた調査では、抜歯された691例のうち77%にキャビテーションがあったか、完全に治癒していなかったかのどちらかだったとのことです。

親不知がいちばん治癒しにくいところで、354例中実に313例にキャビテーションが見られました。キャビテーションは見つけるのが非常にむずかしいものです。

日本では、その存在すらあまり知られていません。

このキャビテーションは数ミリから数センチメートルあります。キャビテーションの中にあるものは生体にとって非常に毒性がありますが、幸いなことに、この部分の血液の循環は非常に限られているため、毒素の体内への侵入には時間がかかります。

キャビテーション内の毒素が病気の原因になることがありますが、ほとんどの場合は最初に歯の治療をした日からかなりたって異常に気がつきます。

人によってはすぐに反応を起こす場合もあります。

キャビテーションの毒素によって引き起こされる病気には多発性硬化症やルーゲーリック病などの自己免疫疾患が多く見られます。

キャビテーションの部分をきれいにすることによって、自己免疫疾患が改善されることはめずらしくありません。

根治療したすべての歯が感染しているとは限りませんが、キャビテーションがある場合は、100%毒素の存在が認められます。

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