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歯の勉強会

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こんにちは。岩崎歯科医院 歯科医師の芳金信太郎です。

先日、歯の神経の治療をする勉強会に参加してきました。昨年も参加しましたが、今回は再度理解を深めるために受講しました。

岩崎歯科医院では、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)が3台あり、今まで肉眼やルーペでは確認出来なかった細部まで確認出来るようになりました。

特にこの2年で可能な限り天然歯を残せるようにしたいと思い、歯の神経の治療(歯内療法:Endodontics)をたくさん学ばせていただいております。ほぼ週末は勉強会でした。

神経の治療はとてもとても小さい穴を見つけてそこに器具を挿入して治療を進めていきます。肉眼レベルではなんとなくしかわからない状態でした。今では歯の神経の尖端まで確認することも可能になってきました。

また、神経の治療には様々なアイテムが必要です。

無菌的な治療に必須なラバーダム(下の緑のゴム)や湾曲した歯の根に追随しやすい、しなる器具(ニッケルチタンファイル)、より拡大して明るく見て、記録を取ることのできる歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)、2次元では分かりにくかった診断が3次元のCT診断など、岩崎歯科医院の歯の神経の治療はだいぶ進化しました。

 

1つ学んだ論文をご紹介します。

Gorni FG, Galliani MM: The outcome of endodontic retreatment: a 2 year follow-up. JOE, 30(1):1−4、2004

再根管治療全体の成功率 69%

解剖学的形態維持 根尖病変ありの場合 成功率は83.8%

解剖学的形態維持 根尖病変なしの場合 成功率は91.6%

 

解剖学的形態破壊 根尖病変ありの場合 成功率は40%

解剖学的形態破壊 根尖病変なしの場合 成功率は84.4%

歯の形態が維持されており、レントゲン上で問題がない状態の歯の治療の成功率は、症状があったり歯茎から膿が出ている状態のものと比較するととても高い成績になります。

症状が出る前の早期の段階こそ、歯の保存につながる可能性が高まります。

今後も少しでも天然歯を残せるように研鑽していきます。

 

三重県 四日市市

岩崎歯科医院

歯科医師 芳金信太郎