クリニックブログ BLOG

再生療法

カテゴリ:
クリニックブログ

こんにちは。歯科医師の二村です。
今回右上の前歯、歯茎が腫れるとの事で来院されました。

この歯は歯周病が悪化してしまい炎症が起こってます。
歯の周りには骨が支えているのですが、その骨が溶けてしまうことが歯周病と言います。

レントゲン写真で赤丸で囲まれた所は骨が溶けてしまい黒く写っているのがわかると思います。

CT写真でも赤丸で囲まれた所は骨がなく歯根が剥き出しになっています。

右上1番はかなり状態が悪いため、抜歯の可能性も伝えました。
患者さん自身は歯を残す事を希望されたため今後抜歯になる可能性を伝えた上で治療を行いました。

歯周病の原因は汚れからくる細菌感染のため、まず口の中の汚れ(プラーク)を取り除いて歯磨きを上手になってもらうために衛生士による歯磨きチェックを行いました。
口の中の環境が良好になった後に再生療法を行いました。

再生療法とは、歯周病によって失った支持組織を再生する治療のことです。

外科的アプローチで歯茎をめくってみると、かなりの不良肉芽(汚れの塊)が認めました。

不良肉芽を綺麗に除去してみると、レントゲンで確認した通り歯根が剥き出しの状態になってました。

その後、再生材料(エムドゲイン)を填入しました。

異種骨(BioOss)を填入しました。

右のレントゲン写真のように再生されました。今後長期的に経過観察をしていく予定です。

 

instagram @iwasaki0418

四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分

自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。