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25.06.26
こんにちは♪ さがです
最近、食事中にむせることが増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。それは「オーラルフレイル」という口腔の機能が低下しているサインかもしれません。オーラルフレイルは、噛む力や飲み込む力が弱くなる状態で、これが進行すると食事や会話に影響を及ぼすことがあります。実は、この状態が続くと、誤嚥性肺炎などの健康リスクも高くなります。しかし、早期に気づき、予防や改善のための対策をとることで、健康を守ることができます。口腔ケアや飲み込みの運動など、簡単な方法でオーラルフレイルを防ぐことができるので、ぜひ意識して取り入れていきましょう。
オーラルフレイルの予防や改善には、日々の口腔ケアと生活習慣の工夫が大切です。以下の方法を実践することで、口腔の健康を保つことができます。
歯磨きの習慣化:食後はもちろん、寝る前にも歯磨きをしましょう。歯茎のマッサージを兼ねた歯磨きが効果的です。
舌のケア:舌の表面も歯磨きと一緒に軽く磨き、舌苔を取り除きましょう。舌を動かす運動も口腔機能に良い影響を与えます。
デンタルフロスや歯間ブラシの使用:歯と歯の間に詰まった食べ物やプラークを取り除くことで、口腔内を清潔に保ちましょう。
嚥下体操(飲み込みの練習)を定期的に行うと、飲み込みの力を保つことができます。例えば、舌を前後に動かす運動や、あごを上げ下げすることで飲み込みをスムーズにします。
お茶や水で飲み込み練習:少量の水を飲んでみて、むせないように意識してゆっくり飲む練習をしましょう。
やわらかい食事:噛む力が弱くなってきたら、やわらかい食材を取り入れた食事を心がけましょう。例えば、煮物やスープ、細かく切った野菜などが効果的です。
栄養バランスを意識する:しっかりと栄養を摂取するために、ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけましょう。特にカルシウムやビタミンDは口腔健康に役立ちます。
口腔内の健康状態を確認し、必要に応じて早期に対応することが重要です。歯科医師や歯科衛生士によるチェックとアドバイスを受けることで、口腔機能の低下を防ぐことができます。
口周りの筋肉を使った簡単な顔の体操(口を大きく開けたり閉じたりする、頬を膨らませてから縮めるなど)を取り入れることで、口腔周囲の筋力を保つことができます。
十分な水分補給:口の中が乾燥しないように、水分をしっかり摂取しましょう。特に食事中や寝る前には気をつけましょう。
禁煙:タバコは口腔内の健康に悪影響を与えるため、禁煙を心がけることが予防につながります。
オーラルフレイルの予防は、日常のちょっとした工夫で実践できます。小さな努力を積み重ねることで、健康な口腔環境を維持し、食事や会話を楽しむことができるようになります。
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。