クリニックブログ BLOG
25.09.17
こんにちは!宇佐美です🌿
今日は口内炎についてご説明します🦷
口内炎とは唇や頬の内側・舌など
お口の中の粘膜に炎症のことを言います
そんな口内炎には4つの種類があります
① アフタ性口内炎
② 外傷性口内炎(カタル性口内炎)
③ヘルペス性口内炎
④カンシダ性口内炎
⑤ ニコチン性口内炎
その中で今回は①のアフタ性口内炎のお話をします
アフタ性口内炎とは
お口の粘膜に円形や楕円形の白っぽい潰瘍ができ食事中や水分補給の際に患部に強い痛みや刺激が出てしみるなどの症状がおきます
そして以下の写真のような白い出来物ができます
原因の一つしては免疫力の低下・ストレスやビタミン・睡眠不足などが多いとされており
1〜2週間程度で自然治癒などされたりしますが
繰り返しできてしまう方もいらっしゃいます🦷
対策としてはしっかり歯磨きを行い口腔内をきれいに保つ事や乾燥を防ぎ
刺激物を避け粘膜を傷つけたりバランスの良い食事を行い免疫力を高め
規則正しい生活を行う事が重要です🙇🙇🙇
そして当院ではこちらの機械で口内炎などのレーザー治療を行なっております
レーザーで焼き切る事により消毒・殺菌効果があり痛みを和らげる事ができ回復が早くなります🪥
以下の写真がレーザー治療した後です
治療前と治療後を比べると小さくなりました💦
他にも口内炎に効くステロイド剤のオルテクサー軟膏を処方させていただきますので
もし口内炎でお困りの際は当院にご相談くださいそして9月中旬になり季節の変わり目で体調を崩しやすいですが
みなさん口内炎にならない為にも沢山美味しい物いただき免疫力アップしていきましょう🥰
25.07.09
衛生士の赤塚です🦀
今回は口腔粘膜の病気についてお伝えしようと思います。
口腔粘膜とは頬の内側や唇の内側の部分のことを言ったり、歯肉や舌なども口腔粘膜とされています👄
その口腔粘膜に現れる病気について説明していきます。
①帯状疱疹
近年よく聞かれる帯状疱疹、子供のときにできた水疱瘡が何十年か経ってから再活性化して発症すると言われています。皮膚の発疹や水ぶくれが体の片側などにでき、強い神経痛が現れます。発熱だったり、だるさを伴うこともあるそうです。
抗ウイルス薬を使用することにより2週間前後で治癒します、後遺症として慢性的な痛みが長時間続くことがあり、特に高齢者に多いとされています。
②麻しん
発熱や口腔内に白い斑点が起こる「コプリック斑」、咳や鼻水、結膜充血が起こります。潜伏期間から発症、回復まで長期間続き感染力は非常に強いと言われています。(1人が感染すると免疫がない集団では12〜18人にうつす)空気感染します。
特効薬はなく対症療法として解熱、水分補給、二次感染予防が必要です。予防としてワクチン接種が非常に有効です。
③扁平苔癬(へんぺいたいせん)
慢性炎症性疾患で皮膚や粘膜に特徴的な発疹ができます。免疫が関与していて、自己炎症疾患と考えられています。
皮膚型、口腔粘膜型、性器粘膜、頭皮、爪に症状が出ます。口腔内では白い網目状・レース状の模様が現れ、痛みは軽いことが多いですが、びらんや潰瘍ができると痛みを伴います。頬粘膜、舌、歯肉に多いです。
ステロイド含嗽などを使用し二次感染予防をします。定期的な観察が必要です(がん化もわずかですが報告があります)
④白板症
白い、こすっても取れない板状の病変の総称です。前がん病変とされ、がん化のリスクがあるので注意が必要です!
口腔内に白い斑、板状の盛り上がり。こすってもとれない、無症状なことが多いですが痛みや刺激感があることも。頬、舌(側縁部)、歯肉、口底(舌と下顎の歯肉の間)、口唇内側が好発部位です。
リスク因子の除去(禁煙指導、アルコール制限など)観察、外科的除去、レーザー治療、長期的な観察が必要です。
一部ではありますが、お口の中の粘膜の病気は沢山の種類があり場合によっては感染力が強かったり、がん化したりなどすることがあります。口の中を見たとき「あれ、こんなのあったっけ?」と思ったときは歯科医院に行ってみると原因が分かるかもしれません、実際私も口腔内を見ていて、これは何かな…粘膜に何か出来ているぞとなることは少しではありますが、何度か遭遇したことがあります。気になったら酷くなる前に歯科医院に行きましょう!
参考文献:顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔より
Instagram @iwasaki0418
JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
25.07.04
こんにちは!!!宇佐美です🌿
急に暑くなり体がついていけないこの頃です
さて!今日は親知らずのお話をします🦷
みなさん!親知らずってご存知ですか?
全部で32本あるうちのの一番奥に上下左右の奥歯の一番後ろに生える歯のことです
正式には第3大臼歯とも智歯 いわれています
親知らずは10代後半から20代前半に生えてくる事が多く個人差があります
生え方には歯茎に埋まっていたり,斜めに生えていたりこの以下の絵のようにいろいろな生え方があります
親知らずは生え方によっては虫歯になりやすかったり歯周病になりやすかったりとトラブルがある事があります
以下のレントゲンをご覧ください
親知らずが斜めに生えていたりすると手前にある7番目の歯を押してしまったり
智歯周囲炎(ちししゅうえん)といい親知らず周辺の歯茎が腫れ痛みや膿が出てしまったり
他の歯に悪い影響を与えてしまう可能性があります
当院では親知らず抜歯の際にレントゲンやCT撮影を行い外科治療を行わせていただく可能性があります
(神経などが近い場合は総合病院の口腔外科へ
紹介させといただく場合もございます)
お困りの際はぜひご相談ください、
みなさまのご予約お待ちしております🙇
25.05.04
こんにちは、衛生士の赤塚です😑
だんだん暖かくなり、半袖でも大丈夫な日が増えてきましたね🌞🌴🌺✨
ところでみなさんは「シェーグレン症候群」というものをご存知ですか?
自己免疫疾患の一つで、体の免疫系が自分自身の外分泌腺、特に涙腺や唾液腺を攻撃する病気です。その結果、目や口の乾燥が主な症状として現れます。口腔乾燥が著明になると粘膜痛や摂食・嚥下、会話が困難になりやすいです。また味覚も障害されます。
唾液の減少は虫歯、歯周病が悪化する原因にもなるため十分なケアが必要となります。
治療方法は現在根治的治療はありません、医薬品が保険適用となっています。
対症療法ではマウスジェルなど粘膜保湿剤が有効です。
口腔乾燥では加湿と保湿が大事
weltecよりコンクールマウスジェル
他には唾液腺のマッサージが効果的です。
日本歯科医師会より
Instagram @iwasaki0418
JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
25.04.25
こんにちは、宇佐美です🌿
今回はMTAセメントについてお話しさせていただきます!
MTAセメントとは歯科の神経を残す歯髄保存治療
覆髄(ふくずい)という治療で使われる歯科材料の一つです
まず覆髄についてご説明します
虫歯が進行して歯の中にある神経の歯髄(しずい)が露出したり虫歯の治療中に
歯髄が露出した際に行う歯の神経を保護する治療の事です
覆髄には3種類の方法があります🪥
まず治療の流れを説明します🌟
①まず虫歯の検知液であるカリウスチェックという物で染めて行きます
②このように染めた後に青くなっている部分が虫歯になっている部分です
③このようにバーで青くなっている部分を削ります
④青く染まっていた虫歯を取り切った状態です
次に覆髄には3種類の方法があります
①「間接覆髄」
⚫︎むし歯や外傷などで薄くなった歯質に薬剤を貼付して、外来刺激を遮断する
⚫︎ 象牙質の形成を促して歯髄を保存する
② 「直接覆髄」
⚫︎露髄して細菌感染が起こっていない歯に対して、 歯髄を保護する 露髄した部分に薬剤を貼付して外来刺激を遮断する
⚫︎歯質の形成を促して歯髄を健康な状態で保存する
③「部分断髄法」
⚫︎ むし歯で神経の一部が損傷しているの損傷部分を切除して残りの神経を保存します
最後にフッ素配合のフジナインというセメントで保護しています
ここから1週間様子見ていただき
最終的な被せ物などの治療を行います
こちらは予後の治療後に型とりをを行ない
セラミックを冠せて全ての治療終了です
覆髄におこうなうことにより歯の神経を取るのではなくしっかりと保存ができ破折や亀裂の発生のリスクを回避する事が可能になります🫧
次にMTAセメントに詳しくついてご説明します
MTAセメントは正式名称(ミネラルトリオキサイドアグリゲートセメント)といい
水酸化カリウムやシリカを含むバイオセラミックの材料の1つで(虫歯が歯髄まで到達したの神経の保存 ・根管治療・歯の修繕に使用されます🪥)
次に特徴は3つあります
①殺菌作用と封鎖性
歯の内部と密着し外部からの細菌や水分の侵入を防ぎ治療後の再感染のリスクを軽減することが可能です
②生体親和性
歯や歯周組織に対して非常に優れた生体親和性がありダメージがなく安全に使用が可能の為お身体に優しい素材です☺️
③歯髄細胞の再生促進
歯髄細胞の再生を促進する働きがあり歯の治癒力を高める事が可能です
当院では覆髄の治療を行う際に
マイクロスコープ(顕微鏡)とラバーダムを使用しますラバーダム(ゴムのマスク)をすると
治療を行う歯を隔離し唾液や細菌から守り
無菌的な処置を行います
そしてマイクロスコープを使用すると
細部まで治療が行う事が可能になります
そして治療の際に小型カメラで撮影を行い
お口の中の様子治療の状態,進行、内容のご説明が可能になります
虫歯になったからといい歯の神経をすぐに取るのではなく
しっかりと歯の神経を残して身体もお口も健康な生活を過ごしていただけたらなと思います🪥
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。