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25.10.30
こんにちは!衛生士の中野です。
今回は、歯周病の進行を確認するための大切な検査「歯周ポケット測定」について、実際のマイクロスコープ映像をもとにご紹介します。
歯周ポケットとは?🦷
歯と歯ぐきの境目には、健康な人でもわずかなすき間があります。このすき間を「歯周ポケット」と呼びます。
健康な状態では 1〜3mm程度 ですが、歯周病が進むと歯ぐきが炎症を起こし、すき間が深くなっていきます。これが 4mm以上になると歯周病のサイン と言われています。
マイクロスコープでの測定の様子🔬
下の写真は、実際にマイクロスコープを使用して 歯周ポケットを測定している場面です。

プローブ(細い器具)を歯と歯ぐきの間に挿入し深さをミリ単位で測定します。
◎拡大視野で確認
肉眼では見えにくい歯石や炎症の状態を、マイクロスコープで細かくチェックできます。
◎出血の有無も確認
測定時に出血が見られる場合は、炎症が起きているサインです。
🔼この部分を中心に丁寧なクリーニングや治療を行います。
正常な歯肉は🔽この様に、うすいピンク色で引き締まっています。

なぜマイクロスコープが大切なの❓マイクロスコープを使うことで、
✔️ 小さな歯石やプラークを見逃さない
✔️ 炎症の位置を正確に把握できる
✔️ より痛みの少ない、的確な治療ができる
など、治療の精度が格段に上がります。
歯周ポケット測定は早期発見・予防にとても役立つ検査です。「最近、歯ぐきが腫れる」「歯みがきで血が出る」などの症状がある方は、ぜひ一度、歯周検査を受けてみてください😌
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。