クリニックブログ BLOG

リニューアルへ向けて

カテゴリ:
クリニックブログ

こんにちは。岩崎歯科医院の歯科医師、芳金信太郎です。

3月2日(月)リニューアルオープンに向けて着々と工事も進んできております。

今まで1階は駐車場でしたが、今後はゆったりとくつろげる待合室になります。

待合室横にはキッズスペースも予定しております。

また、2階の診療スペースにはお子様と一緒に入れる個室の治療と予防スペースも予定しております。

ちなみに、全て個室になりますのでよりプライバシーに配慮した設計になります!

現在、骨組みがどんどん作られております。

外装工事に向けて外の足場も組まれました。医院のシンボルでもあるロゴや新しいサインの設置に向けてです。

内装の壁や床、絨毯などの材料もデザイナーの方々と決めていきます。



繰り返しますが、3月2日リニューアルオープンになります!!

それに伴い、内覧会も開催を予定しております。

日にちは2月29日(土)、3月1日(日)、3月7日(土)、3月8日(日)です。

また、内覧会については決まり次第、詳しくお伝えしていきます。

よろしくお願い致します。

 

岩崎歯科医院

歯科医師 芳金信太郎

歯磨き粉の選び方

カテゴリ:
クリニックブログ

こんにちは、桐山です。

 

 

突然ですが、皆さんはどんな歯磨き粉を使っていますか?

ドラッグストアには数多くの歯磨き粉があり、価格もまちまちです・・。

当院でも日々の診療の中で、患者様から

 

『歯磨き粉の選び方について教えて欲しい』

 

とのお声を頂いております。

そこで今日はどんな歯磨き粉を使うことが適切なのか、歯磨き粉について書いてみたいと思います。

 

まず、最初に忘れてはならないことは・・

どんな歯磨き粉を使うかより、どのように歯を磨くかの方が重要ということです。

口の中の虫歯菌や歯周病菌はバイオフィルムというバリアーをつくり、歯にはり付きつつ、身を守っています。

このバイオフィルムは化学的な薬は効きにくく、むしろ物理的にブラッシングで取り除くことが効果的です。

ですので、いくら高価な歯磨き粉を使っていてもブラッシングの方法が適切でなければ、虫歯を防ぐことは出来ません。

また、汚れを落とすための研磨剤が沢山入っている歯磨き粉は歯の表面に傷を作ってしまい、かえって汚れが付きやすくなってしまいます。

ですので、歯磨き粉は、『歯を傷つけにくい』、『低研磨性』、『研磨剤無配合』などの記載があるものを選ぶことをお勧めいたします。

 

歯磨き粉に求められる効果は、汚れを落とす力より、むしろ傷ついた歯の表面を修復する力です。

歯の表面を修復する成分として、代表的なものは『フッ素』です。フッ素は日本で販売されている8割以上の歯磨き粉に配合されています。

フッ素には歯の表面を修復し、強化する効果がありますので、積極的に使用するといいと思います。

フッ素は濃度が低いと効果がありません。

濃度が高いことで歯の再石灰化と耐酸性を得てむし歯になりにくくなります。

歯磨き粉はフッ素濃度(ppm)が高いものを選びましょう。

「歯周病予防」で言えば歯ぐきを引き締めるために塩が入っているだけの場合も。

「抗菌成分配合」や「IPMP配合」などは汚れを落とすのを手伝ってくれます。

細菌を減らし歯周病予防や口臭予防につながります。

ただし、フッ素はインプラントと相性が悪いので、インプラントを入れている方はフッ素の入っていない歯磨き粉をオススメします。

 

最近では歯の表面を修復する作用として、『ミネラル』や『ナノ粒子のハイドロキシアパタイト』を配合したものもでてきております。どの成分が一番効果的なのかは難しいところですが、『歯の表面の修復』に着目した記載のある歯磨き粉を選ぶことがお勧めです。

歯科医院を受診し、ご自身の現在の状態にあった歯磨き粉を選んでいただけると、良いと思います。

 

当院では患者様にあった歯磨き粉のご提案をさせて頂いていますので

少しでも興味があれば歯科医師や歯科衛生士に、何を使えば良いのかお気軽にお尋ね下さい。

 

 

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分

どうして銀歯なのに虫歯になるの?

カテゴリ:
クリニックブログ

こんにちは。中川です。

 

今まで接着剤でつけてあった金属(詰め物)が突然取れて、慌てて歯科医院に行った経験ある方多いのではないでしょうか。

その時に「詰め物取れた歯が虫歯になっているので、もう一度虫歯の部分を削って金属を新しくしますね」というような説明を受けた方もいらっしゃるのでは?

もちろん、金属が外れた=虫歯になったから、ではありません(他にも理由があります。後述します)。

でもこうは思いませんか?

“金属を接着剤でつけたのに、どうして金属の中が虫歯になるの?”

 

今日はこのことについて書かせていただきたいと思います。

まず初めにお伝えさせていただきたいのは、セラミックやゴールドを使った保険外の詰め物では、治療後にその中に虫歯が再発するということは、あまりありません。

 

保険の金属は色々な金属の合金ですが、その約半分が銀です。

 

実は、この銀がよくありません。

 

磨き残しなどが金属の周りに長期間付着していることで金属が腐食していきます。

腐食すればするほどその部分に汚れがさらにつきやすくなります。

そしてその結果、虫歯になります。

他にも硬さにも問題があります。

 

硬すぎるのです。

 

食事で咬むとき、その咬む力を吸収しきれなくて金属のふち(辺縁)がたわむ(浮き上がる)ような力がかかります。

1日何千回も咬みます。

咬むたびにそのような力がかかるわけです。

その結果、ある日突然外れてしまいます。

外れない金属は大丈夫という“誤解”

ここまでで書いたように、残念ですが保険適応の金属には性質上の限界があります。

ですが歯科医師は、できる限り金属が外れないように努力をします。

削り方によって金属の外れやすさは全然違います。

つまり取れにくいように外れにくいように、考えて削っています。

 

「虫歯の大きさの割には金属の部分多くない(大きくない)?」と感じたことありませんか?

こういう疑問を持たれた方への解答が上にあたります。

特に保険の金属は虫歯の再発の可能性が高いので、あらかじめ虫歯になりやすい部分を削ることもあります。

簡単に外れないように、敢えて形を複雑に削ることもあります。

患者さんの口の中全体の清掃性(磨き残しの量)を見て、時には掃除がしやすい形にすることもあります。

これは歯科医師の考えなので、削り方(削る量や数る形など)は千差万別です。

長年外れていない金属、本当に大丈夫でしょうか?

例えば10~20年外れずに問題なく使えている金属が口の中にあったとしても、その金属が本当に問題が無いのかは分からないのです。

中が虫歯になっていても、歯科医師の先生が簡単に外れないようにと考えて削って下さったから、その結果外れずにいるということも、実は少なくありません。

 

事実 保険の金属の寿命(再度虫歯になる平均年数)は5~6年というデータもあります。

「金属がすぐに外れた」となると患者さんとしてはマイナスイメージを持たれると思います。

「あそこの歯医者、大丈夫?」と。

外れることが良いとは思いませんが、逆に外れないことが良くないことも少なくないということも、ぜひ知っていただけたらと思います。

金属の中は残念ですが目では見えません。

金属の中は実際外してみないと虫歯になっているかどうかが分からないことも多々あります。

だからこそ、そういう部分が虫歯にならないようにすることを、我々歯科医療従事者は考えなければなりませんし、患者さんにもぜひそういう関心を持っていただけたらと思います。

虫歯予防と食事

カテゴリ:
クリニックブログ

こんにちは、佐藤です。

皆様あけましておめでとうございます!

昨年中は大変お世話になりました。

今年も皆様にとって良い年になりますよう、

お祈り申しあげます。

 

お正月はたくさんおいしいものを食べたと思います。

そこで、お子さんのむし歯予防と食事についてお話していきたいと思います。

そもそも、「虫歯予防と食事って関係あるの?歯磨きさえしっかりしていれば

いいんじゃないの?」と思う方もいるのではないでしょうか?

 

三度の食事をバランスよくしっかり取ることで

子どもは途中でお腹が空くことなく思いっきり遊ぶ事ができますね。

そうすると、おやつを何度も欲しがらなくなり

次の食事をきちんと空腹の状態で迎えることができるようになります。

子どもが小さいうちは、「食べる時間」と「遊ぶ時間=食べない時間」

のメリハリをつけて生活することが、結果的に甘いものを遠ざけることになり

虫歯予防につながります。

 

ただし、食事さえ気をつけていればいいという訳ではありません。

やはり歯磨きをすることも、とても大切です。

こどもが1人である程度磨き残しなく歯磨きができるようになるまでは

保護者の方の仕上げ磨きは必須です。

小さいうちは、仕上げ磨きを嫌がるお子さんも多いですよね。

まずは歯ブラシに慣れることから始めて、

少しずつ歯磨きを好きになってもらいましょう。

「歯磨きをすると、すっきりして気持ちいいな」

と思ってもらえるような言葉がけやスキンシップもいいですね。

 

毎日歯磨きをしていても

完全に口の中から歯垢を取り除くことはとても難しいです。

そのためには虫歯にならないような

食生活を整えることがまず大事ということです。

 

 

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分

 

歯科における金属アレルギー

カテゴリ:
クリニックブログ

こんにちは。衛生士の奥出です。

今回で今年のブログの更新は最後になります!

 

皆さんは金属アレルギーと聞くとどのようなことを思い浮かべますか?アクセサリーが触れていた部分の皮膚がかぶれる等が思いつく方が多いでしょう。

歯科の治療で使われるいわゆる‘‘銀歯”でもその症状は見られることがあります。銀歯が触れている粘膜が炎症を起こすのはもちろんのこと、お口の中とは直接関係ない全身の皮膚に炎症や湿疹を引き起こすこともあるのです。手の平や足裏に嚢胞ができる掌蹠膿疱症が生じることが知られています。

 

歯科で使用される金属の中でもニッケル、コバルト、クロムはアレルギー性が高いとされます。

アレルギー症状が出ると金属の詰め物や被せ物は除去して、金属を含まない別の材料で再度修復を行う必要があります。替わりにセラミック、ジルコニアや硬質レジンを使用します。

 

アレルギー症状が出てから金属を除去しても皮膚の炎症や嚢胞がすぐに治るわけではないので、最初からセラミック等を使用する方がいいかもしれませんね!さらにセラミックの修復物の方が接着性に優れ再治療の可能性が低く、審美性も高く自然な見た目の歯を取り戻すことができますよ。

今まで金属アレルギーの症状がなかった人でも急に発症することがありますので、気になる方は一度当院にて受診の上ご相談ください。

 

最後に、今年もたくさんの方々にお世話になりました。皆様よいお年をお迎えください。

 

四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分

 

自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。