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バイオフィルム

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こんにちは。衛生士の中野です。

皆さん、バイオフィルムはご存知ですか?

バイオフィルムとは、細菌などの微生物が集まって表面に形成する膜状の構造のことです。水や湿気がある場所によく見られ、医療・歯科・工業・日常生活など様々な場面に関係しています。歯科では口腔内の歯垢(=プラーク)がバイオフィルムの一種となります。

歯科におけるバイオフィルムとは

口腔内の細菌が歯の表面や歯周ポケット内に定着し、集団で作る粘着性の膜状構造です。

🎯特徴

・細菌が塊を形成しバリアとなるため、薬剤や体内の免疫系が作用しにくい

・対象物にこびりついているので除去が困難(ブラッシングや歯科医院でのクリーニングが必要)

・内部で作られた病原因子や毒素が局所に滞留して疾患(歯周病)を誘発する

🫧バイオフィルム除去方法

・TBI(歯磨き指導)

バイオフィルム除去のためのブラッシング指導

・PMTC

歯科衛生士による専用機器を用いたクリーニング

・エアーフロー

微細なパウダーと水・エアでバイオフィルムを非接触的に除去

バイオフィルムは普段の歯磨きだけでは取りきれない事が多く、時間が経過すると石灰化し歯石となって更に除去が難しくなります。

そうなる前に定期的なクリーニング(PMTCやエアーフロー)をお勧めします☝️✨

セルフケアにはバイオフィルムに対してIPMP(イソプロピルメチルフェノール)など浸透性のある殺菌成分配合の歯磨き粉もお勧めです🙆🏻‍♀️

自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。