クリニックブログ BLOG
25.03.20
こんにちは。衛生士の中野です。
ブログやInstagramで度々マイクロスコープについて発信していますがなぜ歯科治療にマイクロスコープが必要なのか、私たちが見ている世界をお伝えできたらと思います!
なぜ歯科治療にマイクロスコープが必要か?
一番の理由は小さく繊細な歯を治療するのに肉眼では限界があります。見えない=精密な治療が行えないからです!!治療の成功率を上げるためには必要不可欠です。
もう一つは、『記録』ができるという点です。患者様の口腔内の状態や、どの様な治療を行ったのか等実際に動画や写真を確認して頂けます。
右上の親知らずの大きな虫歯
左下の歯周ポケット内の歯石
歯と歯の間の磨き残しによる汚れと、清掃方法
衛生士サイドではこの様に、患者様にも一緒に確認して頂きご自身の口腔内の現状を把握して頂いたり、必要な処置をお伝えする際に利用しています。
他にも歯石を除去する際にマイクロスコープを利用する事で出血や痛みを軽減できるためより低侵襲な治療が可能となります。
今後もマイクロスコープの魅力をたくさん発信できるよう日々研鑽していきたいと思います。
Instagram @iwasaki0418
JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
25.03.13
こんにちは😃衛生士の山田です。
「噛む」ことは、健康の源。身体の健康の基本です。
しっかり噛めると・・・
① 噛むことで分泌される唾液が消化を助ける。
② 唾液がお口の中をきれいにするため、虫歯や歯周病の予防につながる。
③ 食べ物をおいしく味わえる。
④ いろいろな食品を食べることで、必要な栄養素がバランス良くとれる。
⑤ 噛むことによって脳が活性化する。
⑥ 発音が良くなる。
⑦ 表情がいきききする。
それにより・・・
● 免疫力や運動機能の低下を防げる。
● 人と楽しく交流できる。
● 生きる意欲がわく。
その結果・・・
『健康寿命が延びる!』
お口の機能が低下すると、低栄養の状態になったり、生きる意欲が低下して、
介護が必要な状態になっていきます。
健康な生活を送るためには、お口の機能を維持することが欠かせません。
◎お口の健康を守るために、正しいお口のケアが大切です。
セルフケア・・・ブラッシングと歯間ケアで歯垢をできる限り取り除きましょう。
ポイント1️⃣ 歯垢のたまりやすいところを、重点的にていねいにブラッシング。
ポイント2️⃣歯ブラシの毛先が届きにくいところ(歯と歯が接している面、歯と歯肉の境目など)
デンタルフロス、糸ようじや歯間ブラシを使って歯垢をしっかり取り除く。
ポイント3️⃣歯垢がついていないか、歯肉が赤く腫れていないか、
歯肉がピンク色に引きしまっているかなどを鏡を見てチェックする。
※入れ歯でも油断は禁物。お手入れをしっかりしましょう。
入れ歯にも歯垢がつきます。キチンとお手入れをしないと、歯垢や歯石がついたり、
入れ歯の素材の内部にも細菌🦠が増殖してさまざまな悪影響を及ぼします。
毎食後、流水で洗い、1日に1回は汚れをしっかり落としましょう。
1. 入れ歯をはずして流水で洗い、歯ブラシや専用のブラシでこする。
2. 入れ歯を除菌するときは、ブラシで汚れをとった後、液に浸す。
3. 除菌&24時間抗菌してくれるスプレーで更に菌の繁殖を防ぐことができます。
(歯科医院専売)
プロのケア・・・ブラッシングでは取りきれなかった歯垢や、
セルフケアでは取ることができない歯石を専門の器具を用いて取り除きます。
患者様のお口の中の状態、症状にあった正しい磨き方や
補助道具🪛の使い方など説明させていただきます。
噛むことは、単なる食事の一部ではなく、子どもの健やかな成長や
高齢期の健康維持に大きな役割を果たします。
お口の健康を守りながらよく噛む習慣をつけることで
毎日の生活がより豊かで健やかなものになります。
そのためにも、定期検診と毎日のセルフケアが重要です。
気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
参考文献:
公益財団法人8020推進財団 お口は万病の元
Instagram @iwasaki0418
JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
25.03.06
はじめまして、荻原です😊
突然ですが、皆さんは、食後にフロスしていますか?
私は7歳と5歳の子供がいますが、子供にも食後にフロスしています!
7歳は永久歯と乳歯の混合歯列の時期でとても大切な時なので、丁寧に仕上げ磨きもしています👶👦🏻
フロスをするメリットとしましては、歯ブラシによるブラッシングでは取れない歯と歯の間の汚れを効率よく取る事ができます。その結果、隣接面の虫歯を予防でき、口臭も抑制されます。
そして当院では、4種類のフロスをお勧めしています🙌
左から順番にご紹介していきますね。
こちらのウルトラフロスは、フロスに少したるみを持たせることで、歯と歯ぐきの境目に巻きつくように広がり、効果的にプラークを除去することができます!
また、切れにくく初めての方でも使いやすいY字型ホルダーになっています!
次にルシェロフロス。
こちらは、歯肉を傷つけない柔らかな使用感で
「アンワックスタイプ」と「ミントワックスタイプ」の2種類ご用意しております!
続きまして、セイビングフロス。
このフロスは、特別なケアが必要な場所の歯周病予防のために作られた『フロアフロス』の糸に、硬い糸通し部分が一体化したフロスです!
ブリッジやインプラントの部分、矯正中でフロスが通しにくい場所もケアすることができます!
最後にフロアフロス。
取れた細菌がよく見える、初心者向けのフロスです。
フロアフロスの繊維にマイクロファイバーをプラスしてあるので、プラークをごっそり絡め取ります!
糸にも色が付いているので、取れたプラークを見ることができます🌈
如何でしたでしょうか?😊
一言でフロスと言っても色んな種類のフロスがあります。
フロスの仕方等、何かご質問がありましたらお尋ねくださいませ☺️
25.02.27
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四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
25.02.19
こんにちは、衛生士の赤塚です🥷
本日は高齢の方への口腔ケア方法についてお伝えします。
まず使用するものに「口腔ケアスポンジ」というものがあります。
咀嚼機能の低下や嚥下機能(飲み込む力)の低下によって食物残渣(食べ残し)が起こり口腔粘膜(歯肉、舌など)に残ってしまいます。それを取り除くときに使用するものとなっています。
水に濡らして粘膜を傷つけない強さで拭います、水分を十分に吸収させること、力の加え方に注意です⚠️
頬粘膜▶︎歯肉粘膜▶︎口蓋粘膜 の順番ですると取りこぼしなく全体を効率よく清掃できます。
そして常に介護が必要な方は舌に舌苔を認めやすくなります、それが細菌の温床となるのです。🦠
舌ブラシや柔らかい歯ブラシを用いて行います。ガーゼで舌の先端を持って軽く前に引っ張り奥から手前にブラシを10回程度軽く動かします!
この時、舌の付け根あたりに触れたりすると嘔吐反射を起こしケアの拒否を起こしちゃう場合があるので注意が必要なのと、強い力を加えないようにしてください🙌
必要によって歯ブラシ、電動歯ブラシを使用することもおすすめします✨
介護者からの視点だと慣れていないと普通の歯ブラシだと角度、動かし方が難しいので、電動歯ブラシを使用してもらうのがおすすめです。
口の中に入れてからボタンを押します、回転式(例:ブラウンのオーラルBなど)がおすすめで1ヶ所に2.3秒間当てます。
残っている歯の並び方を考慮して狭いところを磨けるように”小さく円形の毛先”おすすめします!
(これのもう少し丸い形)
ブラッシングは磨く順番が大丈夫です。スタートとゴールを決めて一筆書きでブラッシングしてください!
歯磨き粉などは使わないようにしてください!
誤嚥や泡立ちによるむせ、うがいの頻度が増えます。もしうがいをしたい場合、寝たきりの方には「霧吹き」の応用もおすすめします。
そして最後に口腔内に剥がれ落ちた菌の排出をするために洗口消毒を行います👄
用いられているものはポビドンヨード(イソジン)塩化ベンザルコニウム、アクリノールなど用量を待って使用することが大切です。
※クロルヘキシジンは口腔粘膜への使用で過去にショックの報告があるため使用は❌です
(希釈して使える場合もありますが、クロルヘキシジンアレルギーの方は使用を控えること )
🔴weltec製品サイトより引用
このように高齢の方や常に介護、一部介護が必要な方に行う口腔エアの紹介をさせていただいました。年齢を重ねることによって免疫力が下がり、病気に罹患したり、筋肉が衰えることによって普段出来ていたことも出来なくなってくることがあります。口腔内にある菌は病気を進行させてしまうものになるため、常日頃から口腔内を綺麗にしておく必要があります。清掃不足による病気の発生や進行を増進させることを理解しておく必要があるかもしれませんね!
参考文献:新編5分でできる口腔ケア介護のための普及型口腔ケアシステム 著:角 保徳
Instagram @iwasaki0418
JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。