クリニックブログ BLOG
25.10.16
こんにちは衛生士の山田です😊
唾液にはたくさんのとても素晴らしい効果があるのをご存知ですか?
普段意識せずに出ている唾液ですが、
通常は1日に1〜1.5リットル出ていると言われています。
唾液には消化を助けるといった作用のほか、
さまざまな働きがあり、う蝕や歯周病から私たちを守ってくれています。
💧唾液の働き💧
💧自浄作用・・・口腔内細菌や食べカスを洗い流す。
💧消化作用・・・唾液中の消化酵素がデンプンを分解して体内に吸収しやすくする。
💧抗菌作用・・・細菌の増殖を抑える。
💧緩衝作用・・・飲食により酸性に傾いたお口の中を中和させる。
💧湿潤作用・・・お口の中の乾燥を防ぐ。
💧潤滑作用・・・発音や発声をスムーズにする。
💧再石灰化作用・・・酸によって溶けた歯の表面を修復する。
💧粘膜保護作用・・・お口の中の粘膜が傷つかないようにする。
💧粘膜修復作用・・・上皮成長因子が組織が傷ついた時に修復する。
🔸唾液の量を増やすためにできることは?
①唾液腺のマッサージ
②舌を動かす・・・・・舌をグルグル回すことで唾液の分泌量が増えます。
舌先で前歯の表側をなぞる様右回り10回、左回り10回と動かしてみましょう。
③水分補給・・・・・・お茶やコーヒーではなく、お水が効果的です。
④よく噛んで食べる・・梅干しやレモン🍋などの酸味のある食べ物は唾液の分泌を促進する効果があります。
又、食事の時は食べ物をよく噛むことが重要です。
しっかりと咀嚼することで唾液の分泌が促される為、
急がず、ゆっくりと時間をかけて食べることを心がけましょう。
☝️唾液腺マッサージなどで、唾液の量を増やすことは、むし歯・歯周病予防につながりますが
磨きの質を上げたり歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることもとても重要です
当院では3〜4か月に一度の検診をお勧めしています。
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JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
25.10.09
こんにちは、荻原です😊
今日は「MTAセメント」についてご説明させて頂きます✨
MTAセメントとは、歯髄が見えてしまうほど虫歯が大きな場合や、根管治療と呼ばれる根の治療の際の根管充填などに使用されます。
歯の中にセメント?と驚かれる方もいらっしゃると思います🧐
口の中に入る材料なので、どんな成分なのか気になりますよね☺️
MTAセメントは水と混ざることで硬化する水硬性セメントです。
硬化する際に、少し膨張するので、高い封鎖性、高い殺菌効果があるそうです。
さらに、カルシウムイオンを放出して、再石灰化を促すことで、歯の寿命を延ばすことも期待されています🦷
そして、生体組織と馴染みやすく、炎症を起こしにくいため、安心して使用できます✨
上記のような治療は、覆髄といいます。
この後は、部分的な詰め物等で補綴をします。健康なのに余分に歯を削らなくても良いというメリットもあります。
ただ、現在は保険適用外となっていて自費診療になります。しかし、保険の治療、保険の補綴はその場では安価で良さそうに思えますが、長期的に見た時に自費診療できちんと治療した方が、安く済むこともあります😊
ご不明点などがございましたら、いつでもご相談ください☺️
25.10.02
こんにちは。衛生士の中野です。
先日、MDH実践セミナーメインテナンスコースに参加させて頂きました!
MDHとは、Microscope Dental Hygienistの略になります。
1回目の基礎コースでは姿勢や視度調整、マイクロスコープの正しい使い方を学んできました。
そして今回2回目のメインテナンスコースでは拡大された視野のもと、歯周ポケット内の沈着物を取り除くデブライドメントを正しく行うための内容でした。
もちろんこのデブライドメントを正しく行うには前回の基礎コースの内容を理解していないとできないため、事前に出された課題をクリアしての受講となります。
正確にデブライドメントを行うにはマイクロスコープだけでなく、一緒に使用する器具の歯周ポケット内に挿入する角度や固定する手の位置などがとても重要です。
講師の先生方に指導して頂き、自分なりにとても成長を感じる事ができました。
お昼は皆んなで美味しいお弁当を頂きながらマイクロスコープに対する想いやそれぞれの歯科医院でのマイクロスコープの使い方など情報交換をしながら交流を深めてきました!
これからも身につけた知識と技術で来院して頂いた患者様の「お口の健康のサポート」が出来るよう頑張って行きたいと思います。
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25.10.02
みなさん、こんにちは植松です!
少しずつ気温も落ち着き過ごしやすい秋の季節になってきましたね🍁色んな食べ物やイベントも多い秋ですが、実は口腔内トラブルも多く発生するかもしれないのです!!その中からいくつかご紹介したいと思います🦷
秋になると気温と湿温も下がり口腔内が乾燥することで唾液の分泌も減少しやすくなります。こういった状態を「ドライマウス」といいます。これを放置すると口臭が強くなったり、口腔内の細菌が増殖することで虫歯や歯周病のリスクも高まります。特にインフルやコロナが流行る中でマスクをされる方も多いですがマスクの中も乾燥しやすいため同じような状態になることも考えられます😷こまめな水分補給や沢山の咀嚼、加湿器なので保湿するなどの対策が大切です✨️
秋は旬の食材が豊富で特に甘い果物や炭水化物を摂取する機会が増えます。果物に含まれる糖は口腔内で酸を生成します。この酸がエナメル質を溶かし虫歯を引き起こす原因となります。糖分を摂取した後は、すぐに歯を磨くことがオススメてすが酸性の食べ物を摂取した後は歯が一時的に弱くなっているため、30分ほど時間を置いてから歯磨きを行うのが理想です!
秋は日中と夜間の気温差が大きくなり、この急激な温度差は知覚過敏の症状を悪化させることがあります。知覚過敏の予防や対策は、歯磨きの際に力を入れすぎないこと。知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、症状の軽減が期待できます。
ほかにも様々なトラブルが予想されます。しかし家庭での予防や対策、定期的な検診をしっかり行うことで防ぐともできます!または初期の段階で気づければ早めの処置で終わることができます!みなさんもこれからの秋を楽しめるようにしっかり歯を大切にして楽しみましょう🍁🍂
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25.09.26
衛生士の赤塚です👄
今回は
歯科で起こるお口のやわらかい部分のトラブルについてお伝えします。
~気をつけたい6つのタイプ~
歯ぐきや頬の内側、舌などのお口の中は、やわらかくてデリケートです。
歯科治療や日常生活の中で、さまざまな理由で傷ついたり炎症が起きることがあります。
ここでは代表的な6つの原因を、わかりやすくまとめました。
1. 機械的な損傷
器具や入れ歯、歯ブラシなどの物理的な刺激でできる傷です。
たとえば
・治療中に器具が当たってできた小さなキズ
・合わない入れ歯や矯正装置による口内炎
・強く磨きすぎてできる歯ぐきの傷
などがあります。
2. 褥瘡性潰瘍(じょくそうせいかいよう)
義歯(入れ歯)や矯正装置などが同じ場所に長く当たり続けてできる潰瘍(ただれ)です。
「入れ歯の当たり」や「頬の内側の白っぽい傷」として気づかれることが多いです。
3. 温度による損傷
熱いものや冷たいものが原因です。
・熱い飲み物や食べ物によるやけど
・冷凍食品を直接口に入れたときの冷たさによるダメージ
などが代表例です。
治療中の加熱した器材に触れてやけどすることもまれにあります。
4. 化学的な損傷
薬剤や消毒液など化学的な成分が粘膜に触れて起こるものです。
・ホワイトニング剤による歯ぐきの白変
・高濃度の薬液が漏れた時のただれ
などが挙げられます。
5. 放射線による損傷
がん治療などで放射線治療を受けている方に起こりやすいトラブルです。
口内炎ができやすくなったり、唾液が減ってお口が乾きやすくなることがあります。
6. 電気的な損傷
まれですが、電気が原因で起こる傷です。
・幼児が電気コードを噛んでしまう事故
・金属の詰め物やかぶせ物同士が触れたときに感じるピリッとした刺激(ガルバニー電流)
などがあります。
お口の中のトラブルは、軽いものでも放っておくと悪化することがあります。
違和感や痛みが続く場合は、自己判断せずに早めに歯科医院へ相談することが大切です。
入れ歯や矯正装置を使っている方は、定期的な調整も予防につながります。
参考文献:顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔より
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インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。