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徹底的歯の保存part1

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岩崎歯科医院 歯科医師の芳金信太郎です。

岩崎歯科医院では精密根管治療として、マイクロスコープやラバーダムを用いて歯の神経の治療を行なっております。

それにより、とても感染の広がってしまったケースでも十分、歯の保存が出来るケースがたくさんあります。

本日は症例の1つをお伝えします。こちら2枚のレントゲンを比較してみましょう。

左が初診時に撮影したレントゲン、右が2年後に撮影したレントゲンです。

なかなかレントゲンを見てもよく分かりづらいと思いますが赤丸で囲った部分が

菌によって骨が溶けてしまった部位です。

とても大きく骨が溶けてしまっています。ここまで骨が溶けてしまうと歯を保存するには、神経の治療に加えて

歯茎を切開する歯周外科も必要になる場合も出てきます。

まずは精密根管治療を行います。マイクロスコープ を通して、歯の根の中の汚れを丁寧に除去していきます。

すると、根の先から(マイクロスコープ だと歯の根の先端が見えるのです!!!)膿がどんどん出てきます。

その膿を数回にわたり、吸い取り、次亜塩素酸で洗浄を丁寧に繰り返します。

マイクロスコープ だと、洗浄液の泡の出方を見ることで、それによってまだ汚れがあるのかを確認ができます。

最後にMTAセメントで封鎖を行いました。

そして、先日撮ったレントゲンを比較してみると、とても骨が再生されている状態でした。

こちらも変化した部分を赤く示してみます。

まだ、骨は作られている「途中」だと思われますがかなり黒く大きかったところが骨の色に変化してきました。

今回は歯茎を切開するなどの外科治療は不要でした。

マイクロスコープ と適切な感染源の除去、緊密なMTAセメントによる封鎖により本当に歯の保存ができるようになってきました。

もし、抜歯と宣言されましたら、もしかするとその歯、保存できるかもしれません!

岩崎歯科医院

歯科医師 芳金信太郎

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