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虫歯の進行段階の症状と治療法

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こんにちは。

歯科技工士の松永です。

 

虫歯の進行段階の症状と治療法

 

まず、歯の構成として主にエナメル質、象牙質、歯髄と3つの組織からなっています。

エナメル質

歯の表面の部分を「エナメル質」と呼びます。厚さが23ミリ程度で、人間の組織の中で一番硬い組織です。酸に溶けやすいという弱点があります。

象牙質(ぞうげしつ)

エナメル層の内側にあるのが「象牙質」です。象牙質は黄色みがかった色をしています。
また、エナメル質より柔らかく、虫歯が象牙質まで到達すると、進行が早くなります。象牙質に刺激が加わると、痛みを感じることもあります。

歯髄(しずい)

神経線維や血管などが通っている組織のことです。一般的には「神経」と呼ばれ、痛みを感じる部分です。象牙質への栄養補給や炎症など刺激に対する防御の役割もあります。

虫歯の進行度は、英語でむし歯をCaries(カリエス)と言い、その頭文字から「COC1C4」で表し、数字が大きくなるにつれ、重症になります。

CO(シーオー)』虫歯の前兆

歯の表面が少し溶け始めた状態です。(痛みはないです。)

治療方法は、フッ素を塗ったり歯ブラシなどのセルフケアになってきます。

C1(シーワン)』虫歯初期

エナメル質が溶け始めた状態で痛みはないです。

少しした穴や溝ができます。

治療方法は、虫歯を削りプラスチック詰め物を詰めます。

C2(シーツー)

象牙質まで進行している虫歯で痛みを感じます。

虫歯部分が黒くなり、穴が開きます。

冷たいもの、甘いものがしみてくるようになります。

治療方法は、虫歯部分を削り、部分的な被せ物あるいは全部覆うタイプの被せ物をします。

C3(シースリー)

歯髄(神経)まで進行している虫歯で、

冷たいもの温かいもので痛みを感じ大きく穴が開いたり大きく欠けたりし、何もしなくてもズキズキと痛むようになります。

治療方法は、歯の神経を取り、根の中を消毒し、お薬を詰めて(根管治療)土台を作り、被せ物をします。

C4(シーフォー)

歯冠がほとんど失われます。

冷たいもの温かいもので酷くしみ、大きく穴が開いたり大きく欠けたりし、ズキズキと痛むようになります。

以前強い痛みがあったが、痛みを感じなくなることもあります。歯が死んでしまってる状態です。

治療方法は、抜歯をし、ブリッジ、インプラント、入れ歯か、歯を残せる場合ですと、C3治療と同じ方法で進めていきます。

虫歯の範囲が大きくなるにつれ、来院回数や費用もかかってきてしまうことが多いです。

早い段階で虫歯を発見することにより最低限の治療で防げます。その為にも定期検診に来て頂き、チェックさせて頂くことが大切です。

皆さん!定期検診や、歯のお掃除など常にお口の中を綺麗な環境にする為にもお待ちしております。

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自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。